東北大学応用認知
神経科学センター

Cognitive Neuroscience Application Center, Tohoku Univ.

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メンバー【研究教育戦略部門】

Research outline

研究教育戦略部門

岡本 悠子

加齢医学研究所 講師
障害を認知神経科学から再考する
Researchmap
経験は脳の成熟に影響を与えます。そうだとすれば、障害を持つ人の脳は生活上の困難につながる機能低下だけから特徴づけられるのではなく、育ってきた環境をも反映しているはずです。さらに、障害の研究を通して、障害のない人同士の脳がどのように似てくるのかも見えてくるかもしれません。これらの問いを起点とした認知神経科学を通して、脳に起因する障害観を再考することを目指します。

202407.22 分野融合・社会連携 x 脳科学研究会 Posted in イベント

近年、基礎研究において、臨床・社会との連携や社会実装が求められ、ニーズの把握、基礎研究(認知神経科学や心理学)の実施、現場へのフィードバックといった一連のプロセスが定式化されています。しかし、これらのプロセスが効率的に行われているとは言い難く、研究者と現場のミスコミュニケーションがなぜ生じるか、どのようにニーズを聞きとり、フィードバックすべきかという点で、利用できる科学的知見は多くありません。分野融合や社会連携の場において、現場と研究者、分野間のミスコミュニケーションがどのように生じるか、関連する認知プロセスをどうしたら解明できるか議論する場として、7月22日15:30から研究会を開催しました。
(岡本)

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