東北大学応用認知
神経科学センター

Cognitive Neuroscience Application Center, Tohoku Univ.

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脳研究は本当に
何かの役に立つのか?

脳研究は本当に何かの役に立つのか?

認知神経科学はヒトの心や行動の謎を、脳内の情報処理(認知プロセス)の組み合わせとして解明します。この研究手法を、心の問題に起因する社会的課題の解決に応用するために、様々な分野の研究者や現場の当事者が集まり、多様な人文・自然科学と認知神経科学の基礎研究技術を統合した「総合知」の創出と人材育成を目指しています。研究会企画や共同研究、大学院入学など、様々な形で皆様のご参加を歓迎します。

イベント予定

202510.11イベント

片平祭り展示:ドキドキVR高所体験!脳が驚く仕組みとは?

本研究センターでは、以下のテーマで片平祭りにて展示を行います: 展示テーマ: ドキドキVR高所体験!脳に与える驚きの効果とは? 最新のVR技術を使って、高い場所を歩く恐怖を体験していただきます。VRヘッドセットを装着すると、まるで細い



できごと

202509.07発表

日常コミュニケーションにおける4つの主要対話モードの洞察とその神経基盤(ポスター発表)

私たちは、日常的な会話を動機づける社会的モチベーションに基づき「Dialogue Modes(DM)」を定義しました。fMRIを用いた解析により、Relief、Comfort、Novelty、Hobbyモードがそれぞれ異なる神経的特徴を示す

202509.07発表

性格特性と楽観主義が実験的疼痛に与える影響:fMRI研究(ポスター発表)

性格特性が疼痛に影響を及ぼすことは多くの研究で示唆されています。 たとえば、外向性や協調性が高い人ほど疼痛耐性が高いとする報告がある一方で、協調性が高い人は社会的要請へのプレッシャーを受けやすく、かえって疼痛を我慢しにくいという指摘もあり

202509.07発表

津波避難を躊躇するヒトの心理過程と神経基盤:fMRI研究(ポスター発表)

これまでの研究で、津波即時避難には感情制御特性が寄与することが発見されていました。しかしながら、この感情制御特性がどのように津波即時避難に寄与しているのか、なぜ「即時的な」避難意思決定に寄与できるのか、どのような脳活動によって実現されている

202509.05発表

第二言語記憶におけるジェスチャー効果の個人差:問題解決を支える脳の関与(ポスター発表)

第二言語(L2)における理解および記憶に対するジェスチャーの効果は、個人によって異なることが明らかになってきています。今回の日本心理学会第89回大会では、「第二言語記憶におけるジェスチャー効果の個人差:問題解決を支える脳の関与」というタイト

202509.05お知らせ

日本心理学会 発表支援を行いました

日本心理学会 第89回大会において研究成果を発表する学生5名を参加支援しました。 ■5名の発表情報(発表日順) Individual Differences in Gesture-Enhanced Second Language

202509.04イベント

CogNAC x CBEワークショップ

CogNAC x CBEワークショップ(第28回CBE研究会)を開催しました。通信行動に関わる心理学・脳神経科学・社会学など幅広い分野における研究や、それに関わる総括的な内容の発表が行われました。 なお、今回の研究会は東北大学応用認知神経

202509.01お知らせ

医学部生のfMRI研究成果・研究生活(学内マガジン掲載)

fMRI実験を行なった医学部の田久保 将人さんが、東北大学医療系メディア「ライフ」マガジンにて紹介されました。 避難意思決定における神経メカニズムの解明へ。成長実感しながら前進 研究の内容や成果が評価され、シリーズ「まなぶ人たち」に

202508.21イベント

fMRIデータ解析の講習会(DAY2)

fMRIデータ解析の講習会を開催しました。 「何から手をつければ良いかわからない」「独学で始めたけれど、解析の流れが掴めない」といった悩みを解決するため、本講習会ではデータ解析の基本的な流れを体系的にお教えしました。実際に手を動かしながら

202508.18イベント

fMRIデータ解析の講習会(DAY1)

fMRIデータ解析の講習会を開催しました。 「何から手をつければ良いかわからない」「独学で始めたけれど、解析の流れが掴めない」といった悩みを解決するため、本講習会ではデータ解析の基本的な流れを体系的にお教えしました。実際に手を動かしながら

202508.08イベント

アート×人材育成:第2回未来人材研究会

第2回未来人材研究会のテーマは「アート×人材育成」です。 芸術などの創作・表現活動が人間の発達や精神に与える影響について話題提供を受け、人材育成に関わる様々な分野の専門家を交えて、今後の現場・学術の取り組み方について議論しまし

202508.07イベント

Dynamic Symmetric Functional Connectivity (DySCo) 勉強会

fMRIのfunctional connectivityの解析手法であるDynamic Symmetric Functional Connectivity (DySCo)について勉強会を実施しました。 はじめに手法の概説を行った後、サンプ

202507.30イベント

2025Open Campusにて研究室紹介・fMRI実験見学を実施しました

2025年7月30日(水)・31日(木)のオープンキャンパスにて、応用認知神経科学センターでは「関連研究室紹介+fMRI実験の見学」を実施しました。 2日間で合計約47名の高校生が参加し、脳科学研究の最前線に触れていただきました。

202507.13発表

バイリンガルはL1とL2で同じ統語処理システムを共有しているのか?(国際学会口頭発表)

バイリンガルがL1(第一言語)とL2(第二言語)の文を産出する際、統語的な情報はどのように統合されているのでしょうか。この統合的な処理は、単に表面的な語順の類似性に基づくものなのか、それともより深層的な抽象的統語表現に基づくものなのでしょう

202507.13発表

ジェスチャーはどのように第二言語習得を促進するのか:神経科学的視点から(国際学会口頭発表)

人は日常的にジェスチャーを使っています。それはあまりに自然で、しかしながら不可欠なコミュニケーション手段です。母語における共発話ジェスチャーの研究はかなり以前から行われてきましたが、第二言語(L2)の習得や理解におけるジェスチャーの役割に注

202507.04発表

感情の身体化と言語:内部受容感覚基盤表現の神経的メカニズム(口頭発表・受賞)

本研究では、「心がバラバラになった」のような身体内部の感覚に基づく特異的な感情表現が、より一般的な感情表現と比べて脳内でどのように処理されるのかを、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて測定し、言語と身体感覚がどのように連携して感情体験を

202507.04発表

第二言語の文理解における感情的プロソディーの神経処理(口頭発表)

韓国・ソウルで開催された韓国心理言語学会に参加しました。今年の学会テーマは「Re – Human Brain in Psychology and Language」でした。 本学会において、国際文化研究科のVictoria-A