メンバー【工学応用研究部門】
Research outline
工学応用研究部門
狩川 大輔
工学研究科 准教授
「人間だからこそできること」を活かす・伸ばす
researchmap
航空・鉄道・電力・医療のような社会を支える複雑システムが安全に機能し続けるために、人々は様々な貢献をしています。「今日も何事もなかった」「上手くいった」・・・それを支えている人間の役割や能力を解明し、伸ばすことで、さらに安全なシステムと社会の実現を目指します。
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工学応用研究部門
工学研究科 准教授
「人間だからこそできること」を活かす・伸ばす
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航空・鉄道・電力・医療のような社会を支える複雑システムが安全に機能し続けるために、人々は様々な貢献をしています。「今日も何事もなかった」「上手くいった」・・・それを支えている人間の役割や能力を解明し、伸ばすことで、さらに安全なシステムと社会の実現を目指します。
航空・鉄道・医療・電力のような複雑なシステムの高い安全性を維持するためには、事故などの失敗事例や、成功事例から学ぶことが欠かせません。しかし、「人の振り見て我が振り直せ」とは言うものの、他者の経験から効果的に学ぶことは難しいものです。本シンポジウムでは、研究者や現場の技術者が多数参加し、事例からの学習を妨げたり、促進したりする人間の心や行動について、議論を行いました。
日時:5月29日(水) 13:30〜17:30
場所:東北大学加齢医学研究所 人間脳科学研究分野
プログラム:
13:00 - 13:30 MRI装置見学会
13:30 - 13:45 趣旨説明
13:45 - 14:30 講演1:事故事例から学ぶ心理プロセス -人の振り見て我が振り直る?-
長谷川 尚子 先生(文教大学 人間科学部 心理学科)
14:30 - 15:15 講演2:「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ- Fools learn from experience.
I prefer to learn from the experience of others.」
自ら考える力をサポートするには?
眞鍋 俊哉 様(合同会社 bridge / 東北大学大学院工学研究科)
15:15 – 15:45 休憩
15:45 – 16:30 講演3:ミスに気づき将来に活かすメカニズム:fMRIによる研究
三浦 直樹(東北工業大学工学部)
16:30 – 16:55 講演4:操縦中の機長と訓練生の脳活性の違い:fNIRSによる研究
川口 憲治 様(全日本空輸(株)フライトオペレーションセンター)
16:55– 17:25 講演5:「人のレジリエンスを活かす安全」に向けて
狩川 大輔(東北大学大学院工学研究科)
17:25 – 17:30 まとめ
主催:東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻 ソーシャルシステムデザイン講座 社会技術システム分野
共催:東北大学応用認知神経科学センター、東北大学加齢医学研究所人間脳科学研究分野
(狩川・三浦)