東北大学応用認知
神経科学センター

Cognitive Neuroscience Application Center, Tohoku Univ.

MENU
  • A
  • A
  • A

お知らせ詳細

Infomation Details

202509.04 どんな要素が音楽を聴いた時に私たちを「ノリノリ」にさせるのか? (口頭発表:研究提案) Posted in 発表

私たちは、音楽を聴いた時にノリノリになって興奮したり体を動かしたくなることがあると思います。この感覚は「グルーヴ感」と呼ばれており、この喚起には最適な予測誤差が重要な役割を果たすことが先行研究で明らかになっています。しかしながら、どのような要素、特に個人特性が関係するもの、が拍子予測や予測誤差、グルーヴ感を感じる強さに影響を与えるのかについては未解明な部分が多いです。そこで本研究は、個人の持っている自発的な運動テンポと楽曲のテンポに着目して、両者がグルーヴ感の強さに与える影響を明らかにすることを計画しています。
医学系研究科の土屋 百世さんが研究提案の発表を行いました。発表では、多くの先生方や学生の方々から貴重なご示唆をいただきました。特に、条件間のリズムの密度に関するご指摘は非常に重要なものであり、現在も研究遂行に当たって熟考しています。(杉浦)

土屋百世Wenyu Zhang杉浦元亮.
個人の自発的な運動テンポと楽曲の拍子の類似性がグルーヴ感に与える影響
第28回通信行動工学第2種研究会 (CogNAC × CBEワークショップ), 東北大学加齢医学研究所 スマートエイジング研究棟 国際会議室, 仙台【 口演 】
https://www.ieice.org/~cbe/report/report_20250904.html

添付ファイル