東北大学応用認知
神経科学センター

Cognitive Neuroscience Application Center, Tohoku Univ.

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202410.07 意図の理解における顔信号の先行性の役割:fMRI研究(ポスター発表) Posted in 発表

対面会話では、顔信号が発話よりも先に現れることが一般的です。この顔信号の先行性には、どのような役割があるのでしょうか。本研究では、顔信号と発話のタイミングを操作した動画を作成し、参加者にMRIで視聴させました。結果は、顔信号の先行性が顔の動きの知覚に基づいて話者の意図を効率的に予測するのに役立つこと、そして他者に対してより反応的な人々が顔の表情信号のタイミングにより敏感であることを示しています。医学系研究科のYuyongさんが、この成果を第53回Society for Neuroscienceで「The Role of the Precedence of Conversational Facial Signals in Understanding Intentions: an fMRI study」のタイトルで発表しました。
本研究は東北大学サイバー&リアルICT学際融合研究センターとの共同研究として実施されました。(杉浦)

Yuyong Liu, Heyonjeong JeongAyumi Takemoto,  Motoaki Sugiura
The Role of the Precedence of Conversational Facial Signals in Understanding Intentions: an fMRI study
Society for Neuroscience 53rd Annual Meeting, McCormick Place, Chicago, US【 Poster 】
https://www.sfn.org/meetings/neuroscience-2024

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