ニュース News 202508.18 fMRIデータ解析の講習会(8/18, 21の2日間)を開催します! Posted in イベント fMRIデータ解析の講習会(8/18, 21の2日間)を開催します! 「何から手をつければ良いかわからない」「独学で始めたけれど、解析の流れが掴めない」といった悩みを解決するため、本講習会ではデータ解析の基本的な流れを体系的にお教えします。実際に手を動かしながら一歩ずつ進めることで、解析の各工程が持つ意味を深く理解し、ご自身の研究に活用できるようになることを目指します。 当日はスタッフが講師を務め、解析に習熟したティーチングアシスタントが個別にご質問などにもお答えいたしますので、初めて挑戦する方も安心してご参加ください。 対象:fMRIデータ解析を学びたい研究者、大学院生 期間:8/18(月)13:00 - 17:00, 8/21(木)13:00 - 17:00 場所:SA棟3階 人間脳科学分野 持ち物:ラップトップコンピュータ、脳画像データなど(詳細は後日ご案内します) 申し込み方法:後日、登録フォームを公開します(準備中) 問い合わせ先:CogNAC事務局(cognac-office@grp.tohoku.ac.jp) DAY1:ソフトウェアの準備から個人解析まで 1日目は、fMRIデータ解析の基礎固めを行います。まず、解析に必要なソフトウェアの準備から始め、fMRIデータ特有のノイズを取り除くための「前処理」を、実際にSPMを動かしながら進めていきます。前処理が終わったら、個人解析(1st Level Analysis)に移ります。一般線形モデル(GLM)の基本を理解し、一人の被験者のデータから、特定のタスクに関連する脳活動をモデル化していきます。 DAY2:集団解析と結果の解釈、安静時脳活動の基礎 2日目は、個人解析の結果を用いて、複数の被験者データを統合して集団的な脳活動パターンを探る集団解析(2nd Level Analysis)を行います。また、その結果を解剖学的アトラス(AAL)やデータベース(Neurosynth)を用いて専門的に解釈するスキルを身につけます。さらに、脳活動と心理・行動データの指標との関連を見る重回帰分析や、特定の脳領域に絞ったROI解析といった、研究の幅を広げる応用的な手法にも挑戦します。最後に、近年注目されている安静時脳活動(rs-fMRI)のデータを用いた脳のネットワークを調べる機能的結合解析の基礎についても紹介します。 添付ファイル 一覧へ戻る 一覧へ戻る 次の記事 アーカイブ 月別 2025年08月2025年07月2025年06月2025年05月2025年04月2025年03月2025年02月2025年01月2024年12月2024年11月2024年10月2024年09月 年別 2025年2024年2023年
fMRIデータ解析の講習会(8/18, 21の2日間)を開催します!
「何から手をつければ良いかわからない」「独学で始めたけれど、解析の流れが掴めない」といった悩みを解決するため、本講習会ではデータ解析の基本的な流れを体系的にお教えします。実際に手を動かしながら一歩ずつ進めることで、解析の各工程が持つ意味を深く理解し、ご自身の研究に活用できるようになることを目指します。
当日はスタッフが講師を務め、解析に習熟したティーチングアシスタントが個別にご質問などにもお答えいたしますので、初めて挑戦する方も安心してご参加ください。
対象:fMRIデータ解析を学びたい研究者、大学院生
期間:8/18(月)13:00 - 17:00, 8/21(木)13:00 - 17:00
場所:SA棟3階 人間脳科学分野
持ち物:ラップトップコンピュータ、脳画像データなど(詳細は後日ご案内します)
申し込み方法:後日、登録フォームを公開します(準備中)
問い合わせ先:CogNAC事務局(cognac-office@grp.tohoku.ac.jp)
DAY1:ソフトウェアの準備から個人解析まで
1日目は、fMRIデータ解析の基礎固めを行います。まず、解析に必要なソフトウェアの準備から始め、fMRIデータ特有のノイズを取り除くための「前処理」を、実際にSPMを動かしながら進めていきます。前処理が終わったら、個人解析(1st Level Analysis)に移ります。一般線形モデル(GLM)の基本を理解し、一人の被験者のデータから、特定のタスクに関連する脳活動をモデル化していきます。
DAY2:集団解析と結果の解釈、安静時脳活動の基礎
2日目は、個人解析の結果を用いて、複数の被験者データを統合して集団的な脳活動パターンを探る集団解析(2nd Level Analysis)を行います。また、その結果を解剖学的アトラス(AAL)やデータベース(Neurosynth)を用いて専門的に解釈するスキルを身につけます。さらに、脳活動と心理・行動データの指標との関連を見る重回帰分析や、特定の脳領域に絞ったROI解析といった、研究の幅を広げる応用的な手法にも挑戦します。最後に、近年注目されている安静時脳活動(rs-fMRI)のデータを用いた脳のネットワークを調べる機能的結合解析の基礎についても紹介します。