東北大学応用認知
神経科学センター

Cognitive Neuroscience Application Center, Tohoku Univ.

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【緊急時対応】クエンチ

【fMRI実験管理支援技能研修制度】概要説明 > 緊急時対応
クエンチ
MRIを冷やしている液体ヘリウムが急速に気化すること。
MRIも消磁するので撮れなくなります。
  • 何らかの原因での自然発生
  • 緊急時にクエンチさせる
    (緊急マグネットオフボタンを押すとクエンチに誘導できる)
で生じます。

いずれにせよ、クエンチ中は排気に伴う大きな音がでて、霧状のヘリウムが排気されます。
また一部ヘリウムがMRI室に漏れることで窒息リスクが発生します。

クエンチ発生時の対応手順
  1. MRI停止後、実験者と被験者は避難。安全を確保する。
  2. 外気を取り入れ、強制排気ファン(MRI室ドア横)を稼働。
  3. 青葉消防署(022-234-1121)へ連絡し火災でないことの状況説明。
  4. 操作室の酸素濃度をモニタリングし、正常値(20-21%)まで入室を禁止。
  5. フィリップスへ連絡。
補足事項
  • 緊急排気ファンは酸素濃度18%以下で自動稼働。
  • クエンチ発生時は復旧に1週間程度と費用(場合による)が発生。

添付ファイル