脳研究は本当に
何かの役に立つのか?
脳研究は本当に何かの役に立つのか?
認知神経科学はヒトの心や行動の謎を、脳内の情報処理(認知プロセス)の組み合わせとして解明します。この研究手法を、心の問題に起因する社会的課題の解決に応用するために、様々な分野の研究者や現場の当事者が集まり、多様な人文・自然科学と認知神経科学の基礎研究技術を統合した「総合知」の創出と人材育成を目指しています。研究会企画や共同研究、大学院入学など、様々な形で皆様のご参加を歓迎します。
イベント予定
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202507.30イベント
2025東北大学オープンキャンパスで研究室紹介を行います
東北大学の2025年度オープンキャンパスにて、センター所属の研究室も研究紹介を行います。 🔹 日時:2025年7月30日(水)・31日(木) 🔹 場所:星陵キャンパス・加齢医学研究所
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202508.08イベント
アート×人材育成:第2回未来人材研究会(7/25(金)話題提供申込締切)
第2回未来人材研究会のテーマは「アート×人材育成」です。 芸術などの創作・表現活動が人間の発達や精神に与える影響について話題提供を受け、人材育成に関わる様々な分野の専門家を交えて、今後の現場・学術の取り組み方について議論します
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202508.18イベント
fMRIデータ解析の講習会(8/18, 21の2日間)を開催します!
fMRIデータ解析の講習会(8/18, 21の2日間)を開催します! 「何から手をつければ良いかわからない」「独学で始めたけれど、解析の流れが掴めない」といった悩みを解決するため、本講習会ではデータ解析の基本的な流れを体系的にお教えします
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202509.04イベント
CogNAC x CBEワークショップを開催します!(8/8(金)発表申込締切)
CogNAC x CBEワークショップ(第28回CBE研究会)を開催するにあたり、通信行動に関わる心理学・脳神経科学・社会学など幅広い分野における研究や、それに関わる総括的な内容の発表を募集いたします。 なお、今回の研究会は東北大学応用認
できごと
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202507.13発表
ジェスチャーはどのように第二言語習得を促進するのか:神経科学的視点から(国際学会口頭発表)
人は日常的にジェスチャーを使っています。それはあまりに自然で、しかしながら不可欠なコミュニケーション手段です。母語における共発話ジェスチャーの研究はかなり以前から行われてきましたが、第二言語(L2)の習得や理解におけるジェスチャーの役割に注
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202507.04発表
感情の身体化と言語:内部受容感覚基盤表現の神経的メカニズム(口頭発表・受賞)
本研究では、「心がバラバラになった」のような身体内部の感覚に基づく特異的な感情表現が、より一般的な感情表現と比べて脳内でどのように処理されるのかを、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて測定し、言語と身体感覚がどのように連携して感情体験を
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202507.04発表
第二言語の文理解における感情的プロソディーの神経処理(口頭発表)
韓国・ソウルで開催された韓国心理言語学会に参加しました。今年の学会テーマは「Re – Human Brain in Psychology and Language」でした。 本学会において、国際文化研究科のVictoria-A
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202507.04イベント
これからの時代に求められる人材とその評価・育成について考える(人材育成×脳科学シンポジウム2025)
人材育成×脳科学シンポジウム2025は7/3(木)-7/4(金)の2日間にわたって開催されます。 DAY2は、これからの時代に求められる人材の姿と、その評価・育成に関わる研究・実践の可能性について、3つの話題提供を起点に、参加
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202507.03イベント
新しい教育技術の可能性(人材育成×脳科学シンポジウム2025)
人材育成×脳科学シンポジウム2025は7/3(木)-7/4(金)の2日間にわたって開催されます。 DAY1は、これからの時代の新しい教育・人材育成の新しい技術の可能性について大胆な提案と議論を目指しました。〔DAY2について〕
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202507.02発表
脳データで読み解く:社会的な自己(データサイエンスカフェ)
社会的自己という抽象的かつ多面的な概念を、どのように実証的に捉えることができるのでしょうか。本研究では、日本文化における自己評価の特性について考察を行いました。その結果、日本文化の自己評価は、評価される領域によって異なるドメイン特異的なパタ
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202507.01イベント
熱中×ココロ研究会
熱中が「没頭」へと昇華するのか、「依存」へと傾くのか。その行方を決めるのは、個人の内面と、他者や社会とのつながりの在り方であるかもしれない。 本研究会では、完璧主義や帰属感、愛着、自己効力感といった心理的・社会的要因を手がかりに、「熱中」
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202506.24発表
言語を超えて:ジェスチャーがバイリンガルの脳における話語理解と記憶保持に与える影響(国際学会ポスター発表)
国際文化研究科のYan Jiaxinさんの研究は、ジェスチャーという人間にとって本質的で自発的、かつ多様なモダリティを含むコミュニケーション手段が、特に第二言語(L2)の文脈において、どのように話語の理解と記憶保持を支えるかを探るものです。
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202506.19イベント
情報化社会における思考・意思決定:認知神経科学研究の役割(シンポジウム)
SNSや生成AIの普及によりさらに複雑化する情報化社会で、我々の思考・意思決定が世論やその操作の影響から逃れるのはいよいよ難しくなっています。環境・紛争・格差など、多様な問題に社会が立ち向かうために、個人がより「良い」「主体的」な思考・意思
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202506.13イベント
第27回人間脳科学セミナー (6月13日) : 言語をどう研究するか: fMRIの可能性
第二言語の発音習得研究を専門として世界的にご活躍中のAndrew Lee先生(Université Laval, Canada)をお招きし、「第二言語音声研究における方法論的多元主義の探究」というタイトルでご講演いただきました
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202506.11イベント
熱中の光と影(熱中学キックオフ研究会)
人は人生の中で何かに熱中し、生存に非合理的な「依存」的側面を持ちます。それは人生を豊かにし経済文化の豊穣をもたらす「光」の側面がある一方で、健康・生活破壊や停滞・退廃をもたらす「影」の側面があります。 熱中に脳の報酬系の関与が知られて
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202506.03イベント
カロリンスカ研究所よりMRI施設見学
2nd IDAC (Tohoku University) x Karolinska Institutet Symposium ~Brain and Aging~のプログラムの一環で、MRI施設見学を行いました。 竹本あゆみ先生が加齢M
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202506.02イベント
人間もネズミもMRI(国際シンポジウム)
加齢医学研究所スマート・エイジング研究棟国際会議室にて、 2nd IDAC (Tohoku University) x Karolinska Institutet Symposium ~Brain and Aging~
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202505.31発表
脳で見るnon-他者からin-他者への「自己」発達(招待シンポジスト)
認知神経科学の分野横断的議論から、自己概念の発達は、鏡の中の人物が他者でないこと(non-他者)の認識に始まり、他者の目に映る自己(in-他者)として社会化する過程とみなせます。このnon-Xからin-Xへの普遍的発達枠組みを、自己に適用す
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202505.26発表
防災動画視聴中の脳活動の個人差:防災意識と教育効果(学会口頭発表)
動画は防災教育の重要なツールです。防災意識や教育効果の個人差は動画視聴中の脳活動にどう反映されるのでしょうか? 津波避難を推奨する動画を視聴中の脳活動と防災意識との正相関が前頭葉内側で、教育効果との負相関が感覚運動皮質に同定されました。
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202505.16イベント
第26回人間脳科学セミナー
脳における情動と記憶: 言語、ジェスチャー、心理生理学からのマルチモーダルな洞察 - 国際学術交流: 東北大学×ユヴァスキュラ大学 - イベント概要 人間のコミュニケーションと記憶におけるマルチモーダル信号の役割を探求