内部限定(プレビュー) Internal limited 本ページの記事は東北大学応用認知神経科学センター内部での情報共有を目的としており外部からの閲覧を想定していません。センターは内容について外部からのご質問にはお答えできず、正確性に関して責任を負いません。 【CogNAC fMRI講義シリーズ2.fMRI実験手続き概論】被験者募集 1. どんな被験者をどれだけ集めるか? fMRI実験を行うためには、研究テーマや実験内容に適した被験者を集める必要があります。 必要な被験者数を明確にする:実験デザインや分析方法によって、必要な被験者数は異なります。事前に実験計画を立て、必要な被験者数を計算しましょう。目安として、被験者内計画なら30名、被験者間計画なら20名/群が最低限必要となります。 被験者の属性を絞る:年齢、性別、健康状態など、研究内容に応じて、募集する被験者の条件を具体的に定めましょう。 2. 効果的な募集方法 脳MRIセンター被験者メーリングリスト(idac-mri-ml@grp.tohoku.ac.jp):多くの東北大学生が登録しており、比較的円滑に被験者が集まります。募集できるのは脳MRIセンター3T-MRI設備管理委員会メンバー(以下、管理委メンバー)に限ります。該当しない場合、研究組織の管理委メンバーに代理送信を依頼してください。外部利用の場合は、脳MRIセンター事務局(idac-mri-office@grp.tohoku.ac.jp)に相談してください。 東北大学キャリア支援センター(学内限定):全学の幅広い層にアプローチすることができます。依頼書は東北大学の教職員名義で作成する必要があります。該当しない場合は、CogNAC窓口教員に相談してください。 脳MRIセンター高齢被験者メーリングリスト(idac-amri-ml@grp.tohoku.ac.jp):fMRI実験に興味をお持ちの高齢者が登録しており、被験者を募集できます。募集できるのは管理委メンバーです。該当しない場合、研究組織の管理委メンバーに代理送信を依頼してください。外部利用の場合は、脳MRIセンター事務局(idac-mri-office@grp.tohoku.ac.jp)に相談してください。 タウン誌の広告,各学校へ依頼:小児を対象とした実験を行う場合には、保護者の方へ発信する広告を利用したり、教育機関への協力を得たりすることで集めることができます。詳しくはCogNAC窓口教員に相談してください。 大学病院など医療機関と連携:患者を被験者とする場合には、医療機関との連携が必要です。詳しくはCogNAC窓口教員に相談してください。 3. 募集内容を分かりやすく伝えるために 研究テーマ:難しい専門用語は避け、簡潔で分かりやすい言葉で説明しましょう。 実験内容:実験の内容や流れ、所要時間などを具体的に伝えましょう。 参加条件:年齢、性別、健康状態などの参加条件を明確に示しましょう。 謝金:謝金額や支払い方法などを明記しましょう。 ※謝金の支払い手続きの準備が完了するまで2週間程度かかります。スケジュールに余裕を持って進めておきましょう。 4. 具体的な手続きのまとめ CogNAC窓口教員と相談しながら、適切な被験者の数と属性を決めましょう。 被験者の属性に応じて、適切な方法で被験者を募集しましょう。 謝金の支払い手続きの準備を進めておきましょう。 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事
fMRI実験を行うためには、研究テーマや実験内容に適した被験者を集める必要があります。
※謝金の支払い手続きの準備が完了するまで2週間程度かかります。スケジュールに余裕を持って進めておきましょう。