東北大学応用認知
神経科学センター

Cognitive Neuroscience Application Center, Tohoku Univ.

MENU
  • A
  • A
  • A

内部限定(プレビュー)

Internal limited


本ページの記事は東北大学応用認知神経科学センター内部での情報共有を目的としており外部からの閲覧を想定していません。
センターは内容について外部からのご質問にはお答えできず、正確性に関して責任を負いません。


【fMRI実験手続き概論】倫理委員会への審査申請

1. 倫理審査とは?
fMRI実験を実施する前に、研究計画が倫理的に問題ないかどうかを審査する「倫理審査」を受ける必要があります。人を対象とする研究を行う際には、被験者の安全や人権、個人情報の保護などが十分に配慮されているか、といった観点で審査されます。

2. どこで審査を受けるの?
所属部局の倫理委員会にMRIを使った研究が審査可能かを確認してください。
管理委メンバーとの共同研究の場合、以下の倫理委員会で審査を受けることも可能です。
  • スマート・エイジング学際重点研究センター(以下、SAセンター)MRI研究倫理委員会:下記(1)~(3)に該当しない研究はこちらで審査可能です。
    (1)MRI装置を使わない研究
    (2)健康情報を取得、健康増進・解明に寄与する研究
    (3)患者を対象、ゲノム系や負荷や侵襲性が高い研究
  • 医学系研究科倫理委員会:医学研究、MRIを用いない脳計測研究、行動実験、心理質問紙調査などはこちらで審査が必要です。
3. 産学連携研究で医学系の研究を行う場合
医学系研究科倫理委員会へ審査申請をする前に、人を対象とする生命科学・医学系研究の実施に係る利益相反自己申告を済ませておく必要があります。
利益相反マネジメント委員会は月に1回の開催で、申請書類の締切が約1か月前となっています。申請から承認まで1か月~3か月程度かかります。スケジュールに余裕を持って準備を進めましょう。

4. 審査にかかる期間は?
委員会や審査内容によって異なりますが、申請から承認まで2週間~2ヶ月程度かかるのが一般的です。

5. 具体的な手続きのまとめ
  • CogNAC窓口教員と相談しながら、申請先の倫理委員会を決めましょう。
  • 申請予定の倫理委員会に問い合わせ、申請方法や必要書類などの情報を集めましょう。
  • 必要な書類を作成して、各倫理委員会の窓口に提出しましょう。

補足情報

倫理審査申請(スマート・エイジング学際重点研究センター)
1. 申請書の様式の手配
学内の方はSAセンターの共有ドライブからダウンロード可能です。学外の方は、学内の共同研究者または、CogNAC窓口教員までお問い合わせください。

2. 申請に必要な書類
  • SA倫理委員会の審査する研究であることの確認票
  • 研究倫理審査研究計画書
  • 説明文書(任意様式)
  • 同意書(任意様式)
  • 心理質問紙やアンケート用紙など(実施する場合)
3. 研究上の役割と倫理審査申請上の役割の違い
  • 研究責任者:SAセンターの教員で、基本的に教授クラス
  • 研究実施者:主実験者。教員・学生を問わない
  • 研究者等:共同研究者。目安として、論文の共著者に相当。AA, RAなどは含まない
4. 提出先
スマート・エイジング学際重点研究センター倫理委員会事務局(erina.gyoba.e3@tohoku.ac.jp

添付ファイル